「洗 足 流 れ」を歩く 旅の手帳「池上線」創刊号で針谷編集長お勧めの「洗足流れ」にカメラを連れて小さな旅をしてきました。 現地へのアクセスは東急池上線「洗足池駅」を利用します。 大型ショッピングセンタ−が進出していないため、まだまだ駅前商店街の元気な姿が見られます。 「洗足流れ」は日蓮聖人が足を洗ったと言われた事から名前が付いた「洗足池」を発しているので、まずは取水口を見に行こうと駅の裏側に回ろうとしたのですが...これが運悪く? ア〜見つけちゃいました!! 陽はまだまだ高いのですが、燃料タンクを満タンにしなければと「立呑酒場道場」で“もつ焼きと冷えたビ−ル”でまずは燃料補給としました。 結局取水口を見に行かずに「石川台駅」寄りの踏切からショ−トカットしました。 お父さんがチビちゃんに電車を見せていました。 こう言う時期有りましたネ。 「洗足流れ」のスタ−ト地点 から「洗足池駅」を望む。 池上線のガ−ドを渡る音が聞こえて来ますが、違和感どころか流れのせせらぎと、レ−ルのジョイント音がとても良く調和していました。 スタ−ト地点から少し下流に歩くと流れを挟んで遊歩道が整備されています。 「洗足流れ」が住民の心を知らず知らず癒している証拠ではないでしょうか? ホタル養殖しているみたいです。 成功したのかナ〜? いつか“洗足蛍”の光を見に行きたですネ。 流れの途中の休憩所で“水草やメダカ”を販 売していました。 ★流れを見つめる★ 家々の片隅から可愛いオブジェが流れを見つめていました。 ここに住まわれている方々「洗足の流れ」への優しい想いが伝わってきます。 しばらくゆっくり歩いてみましょう。 「洗足流れ」はこの先“東雪谷五丁目”辺りで地下に消えていきます。 本当はここから「雪が谷駅」に行くつもりでしたが、道を間違えてしまいました。 “小さな旅”の醍醐味はある意味迷子になってから始 まります。 もう都内では殆ど見られない“杉板張り”の古いアパ −ト。 道標には「この付近は野花が美しく咲き乱れ日蓮聖人が思わず手 折ったので、以来(花抜き)との 地名で呼ばれる様になったという」と書かれていました。 途中の小さな公園で不思議 な物体を発見しました。 −明神湯− 懐かしいナ〜! 当時は何故か夜は「御嶽山駅」そばの銭湯に行っていましたが、日曜日だけ朝風呂に入るため父に手を引かれここに来ていました。 ここから道々橋経由で「久我原駅」にも出られますが、やはり生まれ故郷の「御嶽山駅」に向かう事にします。 途中「東調布公園」 ではプ−ルから出て来た女の子がゲ−ム 夢中になっていました。 昔はプ−ルから出てくれば先ずは駄菓子屋に向かったものでしたが... −御嶽山駅− 池上線に乗り「蒲田駅」に着いた頃には燃料タンクはエンプティ−になっていました。 真夏のカメラとの小さな旅の終わりに飲んだ冷えたビ−ルは最高でした。 今回地域の皆さんが「洗足流れ」を本当に大事にしている事と、その流れが地域の皆さんに恩返しをしている様にも見えました。 Report by M.Yoshida |
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