渋谷渓谷を歩く


東急東横線渋谷駅から恵比寿方面に向かって明治通りから一本東横線側に入った所に「渋谷渓谷」が有ります。 明治通りに面した素敵な店舗の裏側を流れる”渋谷側”の眺めを僕は「渋谷渓谷」と呼んでいます。
街の表裏の生活観が大きく違うこの場所が大好きです。








−雑木(造機)林−
昔は夏場だけ使用していたク−ラ−も今ではエアコンと言う名前に変わり四季を通じて使用しています。
冬は使われなかった落葉樹が無くなり、今はエアコン常緑樹と言った所でしょうか。








−謎の生物−
よく断層から化石が発見されますが、 渋谷渓谷も街角断層から謎の生物が済んでいた痕跡が在りました。

なんとも色っぽい生き物で、是非本物を見たいものです(笑)
何でも夜行性で学名は....
エ〜と...「6πナイトバタフライ」だったと思います。




−時を見つめる−

渋谷渓谷には残念ながら大きな木がありません。
そんな中1本の立ち木が川面を見つめています。
東急東横線が今の(近日中に地下駅に変わる)渋谷駅に乗り入れた頃から街の移り変わりを見つめてきたのでしょうか?
この木からはビルの向こう(明治通り)側の移り変わりを見る事は出来ませんが、渋谷の街をどう感じていたのでしょうか?
きっと年輪と年輪の間には東横線の音が浸み込んでいると思います。







−東京暮らし−
「若者の街渋谷」がキャッチフレ−ズ
多くの若者が大きな夢を膨らませ...
多くの出会いと別れ、そして失望...

渋谷渓谷を見つめるこの若者にとっては
どんな街なのでしょうか?








ラストシ−ン
撮影当日凄い数のカメラマンが居ました。
東横線が3/16の終電をもって駅が地下に移動してしまうため、今の駅周辺を撮影しておこうとする“鉄ちゃん”集団でした。
また渋谷の街は変わって生きます。





                                                  Report by M.Yoshida